磯辺行久 Yukihisa Isobe 「作品展」
このたびボヘミアンズ・ギャラリーでは磯辺行久の作品を展示いたします。
当展示では第14回読売アンデパンダン展に出品された大型作品を中心に絵画、版画など磯辺の活動を振り返ります。
この機会に是非ご覧いただければと思います。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
【磯辺行久】 1936- 日本(東京)
高校時代に、瑛九らのデモクラート美術家協会に入会、リトグラフの制作を始めます。
59年に東京芸術大学絵画科卒業。
60年代にはいるとワッペン型を反復したレリーフの制作を始め、62年の読売アンデパンダン展に出品し注目を集めます。
ワッペンシリーズには大理石を混ぜた石膏でつくった作品のほか、ドローイングやエンボス、プリントなどがあります。
63年、日本国際美術展で優秀賞を受賞。
65年渡米、建築や都市計画に関心を移し、アメリカと日本でエコロジカル・プランニングを手掛けます。
1968年、グリーン・カードを取得、1972年ペンシルベニア大学大学院修了。
エネルギーなど環境芸術を学び始めてから作風は大きく変換し、バイオや地質や気象など環境を構成している情報と色彩や形といったアートの伝達ツールを重ね合わせます。
その後、M・ポール・フリードバーグ環境設計事務所、ニューヨーク市公園課などにプランナーとして勤務。
91年、目黒区美術館で個展開催。再び美術家として制作活動を再開します。
2007年、東京都現代美術館にて個展「サマー・ハプニング」開催。
2000-09年まで越後妻有アート・トリエンナーレに参加、信濃川をテーマとした野外作品を発表。
広く「環境」をテーマとしながら、現在再び精力的に芸術活動を行っています。
協力: ときの忘れもの / Gallery a-cube
会期:2017年9月4日(月)~9月25日(月)
営業時間:12時~18時
東京都千代田区神田神保町1-25 神保町会館3F
(すずらん通り入る神保町シアター前)
Tel:03-5577-6946 Fax:03-5577-6947